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胃がんを予防しよう運動福岡イメージ
 胃がんを予防しよう運動福岡(ピロリ菌をやっつけろ)という啓発活動団体

  胃がんは予防出来る時代になりました。胃がんの第一の原因は、ピロリ菌に感染していることです。ピロリ菌を除くことで、胃がんの発生を3/1以下に予防出来ます。「胃がんを予防しよう運動福岡」は、福岡市の医師15名で構成する啓発活動団体です。

 三澤先生に聞くQ&A

  胃がんにかかる人は減っていますか?
  胃がんは昔からがんの中では、最もかかる人の多いがんといわれてきました。 最近は、肺がんや大腸がん、それに女性では乳がん、子宮がん、卵巣がんなどが注目を集めています。
 最近の厚労省の統計を見ると、がんで死亡する人の数は、肺がんが最も多いと言われていますが、がんにかかる人の数は、今でも胃がんが最も多いのです。胃がんにかかる人は多いけれども、早期発見、早期治療の医療技術が進歩して、胃がんにかかっても治る人の数が多くなったことで、亡くなる方の数が減ったのです。
  胃がんで亡くなる人は今後増えるのですか?
  現在では、年間5万人の人が胃がんで亡くなっていますが、いくら早期発見、早期治療が進歩しても、団塊の世代が70才代になる2020年には6万人に増加すると予想されています。
  どうすれば胃がんで亡くなる人を減らせますか?
  胃がんの早期発見、早期治療は予防医学の点から考えると、二番目の予防方法といいます。いくら早期発見しても胃がんになる人が減るわけではありません。
 最近一番目の予防方法、すなわち、胃がんにかからないように、予防することが可能となってきたのです。この一番目の予防方法を行うことにより、胃がんの発生をかなり予防出来ます。
  一番目の予防方法とは何ですか?
  一番目の予防方法は、ピロリ菌をやっつけることなのです。ピロリ菌は幼少時に感染し、感染した多くの人では、胃の中で増え続け、ほぼ一生住んでいます。 ピロリ菌は胃の中に住むと、そこで炎症(一般には“ただれ”という)が起こります。それも炎症は長く続き、胃の中は次第に荒れ果ててしまいます。これを慢性胃炎といいます。
 このような慢性の炎症に何らかの環境因子やピロリ菌のもっている毒素などが関与して胃がんが発生すると言われています。ピロリ菌が胃がんの原因のほとんどであることは、既に証明されています。従って、胃がんを予防する一番目の方法は、ピロリ菌に感染している人を見つけ出し、ピロリ菌を取り除くのが、重要であると考えられています。
 また、ピロリ菌を取り除くと、胃がんになることを予防出来ることも既に証明されています。ただし、予防が100%出来るわけではありませんが、ピロリ菌を取り除くと胃がんになる可能性が1/3以下になると予想されています。。
  ピロリ菌を取り除くと胃がんで亡くなる人は日本でどれ位減りますか?
  北海道大学の浅香正博教授の推定によると、今、日本人でピロリ菌に感染している人の半数がピロリ菌を取り除くと、2020年には胃がんで亡くなる人の数が半分近くまで減ると予想しています。
  「胃がんを予防しよう運動福岡」とは、どのような運動ですか?
  これまで、ピロリ菌が胃がんの原因の第一であり、これを取り除くと胃がんの予防がかなり可能であることを説明しました。しかし、福岡ではピロリ菌に関する情報は、多くは新聞やテレビ、たまにある講演会しかありません。
 多くの市民がピロリ菌の名前は聞いたことがあるが、胃がんとの関係までは知らないと言います。公民館でピロリ菌の講演をした後、自由にアンケートを書いてもらうと、「ピロリ菌というのは、こんな細菌だったのですか、目から鱗でした。自分も検査したい。」と書かれる方が多くいらっしゃいます。
 私は、福岡市あるいは、近郊の住民の方に、ピロリ菌の検査とピロリ菌がいた場合にはそれを取り除くことが、胃がん予防の第一歩であることを知ってもらうために、この運動を平成24年4月から立ち上げました。現在福岡市で、この運動に賛同され、ピロリ菌の診療に精通しているクリニックの先生15名が会員(2012年4月現在)となっています。
  ピロリ菌の診療が保険で出来るようになりました
  これまで胃かいようや十二指腸かいよう、あるいはまれな病気の人しか保険を使ってピロリ菌の除菌ができませんでした。平成25年2月22日より、胃内視鏡検査でピロリ菌による胃炎があり、ピロリ菌の検査で陽性と判定された方も保険を使った治療が出来るようになりました。これまでは自費診療で数万円かかっていたものが、3割負担の方はピロリ菌の検査(内視鏡検査は別)と治療が7000円程度で出来るようになったと言うことです。
  ピロリ菌の診療を専門的にしてもらえるクリニックは?newマーク点灯
  私の講演をお聞きになり、また、このホームページをお読みになり、検査を希望される方や、ピロリ菌がいた場合に、それを取り除く治療を希望される方は、下記のクリニックを受診されれば、相談可能です。
 また、2015年4月から、ピロリ菌専門外来(胃内視鏡検査、ピロリ菌の検査、ピロリ菌の除菌)が、ふじ養生クリニックから博愛会病院へ移転しました。(左記をクリックすると外部サイトへリンクします)受診をご希望の方は、受診曜日の月・水・金曜の午前中にお越しくださいませ。

  ピロリ菌講演の依頼方法は?
  現在、福岡市内でピロリ菌の講演活動をしています。
ピロリ菌の講演を希望される公民館や各種団体の方は、NPO法人「福岡がんサポートセンター」(FAX:092−725−5928)の西園までご連絡下さい。改めてご連絡させていただきます。
 「胃がんを予防しよう運動福岡」講演のご案内 (三澤医師より)

  私は昭和47年、九州大学医学部を卒業後、九州大学第三内科にて消化器部門の主任、平成5年から北九州市立医療センターの消化器内科主任部長を歴任して参りました。この間多くの胃癌の患者と関わり、診断や治療を経験しました。

私が大学を出る少し前からピロリ菌の研究を始めました。20年位前のことです。当時は胃潰瘍や十二指腸潰瘍との関係を研究し、ピロリ菌の診断方法や治療方法についても手探りで行っておりました。平成5年、北九州市立医療センターに転勤してからは、クリニックの先生方と「ヘリコバクター・ピロリを考える会」を北九州市で立ち上げ、潰瘍の治療方法として、ピロリ菌の除菌が非常に有効であり、再発も予防できることを多くの医師会の講演会で啓発し、その後しばらくして、保険採用になった経緯があります。

私は平成23年3月に北九州市立医療センターを退職し、平成24年4月からふじ養生クリニック福岡の顧問となり福岡市で「胃がんを予防しよう運動福岡」を立ち上げ平成27年4月から現在博愛会病院院長をしております。この運動も目的は多くの市民にピロリ菌と胃がんの関係を知ってもらい、ピロリ菌の検査やピロリ菌がいる場合には、除菌をすると100%ではないが、胃がんが予防可能なことを知ってもらいたいためです。

この運動を推進するために、出来るだけ多くの講演を行いたいと考え、福岡市の公民館や各種団体に呼びかけております。この運動は、西日本新聞にも掲載されました。平成24年4月からスタートしたばかりですので、啓発活動には時間がかかると思いますが、わかりやすい講演とこちらから出向いてたとえ出席者が1名であっても啓発活動を続けようと考えております。

私のこの趣旨にご賛同いただけるなら、日時の調整をしてどこでも出かけますので、公民館、各種団体でご考慮いただき、ご連絡いただければ、幸いです。
  ピロリ菌専門雑誌「ヘリコバクター・リサーチ」編集委員
「胃がんを予防しよう運動福岡」代表
  三澤 正

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